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オルソケラトロジー  Olsokeratoraga

オルソケラトロジーについて Olsokeratoraga

オルソケラトロジーとは 図解

 オルソケラトロジーとは、reverse geometry lens(リバース・ジオメトリー・レンズ)と呼ばれる、特殊なハードコンタクトレンズで視力を矯正する方法です。アメリカでは1998年にFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けており、現在では中国や韓国でも普及し始めています。

 通常のコンタクトレンズとは違い、寝る時にレンズをつけ、朝起きた時に外します。眠っている間に角膜の形が矯正されるため、レンズを外した後しばらく、視力が維持される仕組みです。

 めがねやコンタクトレンズは使いたくないけれど、視力矯正手術までは受けたくない方、スポーツをされる方にお薦めの治療法です。
 ただし、小学校高学年未満のお子様や、規則正しくレンズを装着できないような生活をされている方には向きません。

※めがねの使用経験のない方はご利用になれません。

 この治療法によって、軽度〜中程度の近視や乱視を矯正することができます。効果は通常2〜3日で現れはじめ、1ヶ月程度で視力が安定します。
 視力が定着するまでの期間、見え方には差ができる場合があります。例えば、両目の治療を同時に開始したとしても、左右同時に同じように見えるようになるとは限らないのです。また、治療を開始してからしばらくの間は、明るいところから暗いところへ入った時に、目がかすんだり、見えにくいと感じることがあります。効果自体が出にくい場合もあります。そのため、そういったことが気になってしまう方には向いていません。

 この治療に特有の合併症などは現在報告されていませんが、新しい治療法のため、長期使用の影響などわかっていないこともあります。
 もちろん、通常のコンタクトレンズの使用と同様に、清潔に丁寧に扱わないと、目に傷がついたり、レンズが破損してしまったりすることがあります。角膜上皮障害、巨大乳頭結膜炎、角膜内皮障害を引き起こす可能性も否定できません

 治療を開始した場合、まずレンズを選択するための検査を受けていただきます。レンズをお渡しした後も、定期検診があります。必ず受診するようにしてください。
 また治療を中断した時は、視力矯正の効果は徐々に失われていきます。

 オルソケラトロジーでの治療は、平成18年11月現在、厚生労働省の承認・認可を受けていません。治療について十分にご理解、ご納得いただいた上で、治療は自己責任という形になります。

  1. オルソケラトロジーの治療は、平成18年11月現在、厚生労働省の承認、認可を受けていないので健康保険は使用できません。ただし、治療中にその他の眼の疾病が発生した場合、その疾病の治療には健康保険が使用できますので、毎回必ず健康保険証はご持参ください。
  2. 初回料金には、レンズの使用権(1年間)、レンズのフィッティング、オーダー費、レンズケアセット(約3か月分)、レンズの装用に使用するヒアルロン製剤(5mlを10本、およそ1年分)、定期検診料が含まれます。
  3. 更新料にはレンズの使用権(1年間)、装用に使用するヒアルロン製剤(5mlを10本およそ1年分)、定期検診料が含まれます。
  4. 治療に使うレンズは貸し出しの形となります。これは、日本国内での販売が認められていないからです。治療を中断する場合、レンズは返却していただきます。
  5. 適切に更新がなされなかった場合、新たに初回料金が発生します。ご注意ください。
  6. この料金は平成18年11月現在のものです。予告無く変更される事があります。

::: オルソケラトロジーの料金について :::

初回料金(一般) 両眼 199,500円  片眼 168,000円
初回料金(中学生・高校生) 両眼 178,500円  片眼 147,000円
定期検診 無 料
レンズを紛失または破損された場合 1枚 31,500円
更新料 (毎年) 両眼 73,500円  片眼 42,000円
※消費税は含まれています。
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